首都研とは

まちづくりを、もっと人のために。

私たち首都圏総合計画研究所(略称:首都研)は、1974年に、民間まちづくりコンサルタントの草分けとしてスタートしました。創立当初は、「まちづくり」という言葉が生まれた時期でもありました。画一的、硬直的な「都市計画」から、しなやかで、人の顔の見える「まちづくり」へ。これまで私たちは、首都圏域の既成市街地を主なフィールドとして、様々な活動を実践してきました。現在、「まち」をめぐる状況は、厳しさを増しています。人口の減少を背景とした高齢化、コミュニティの衰退、中心市街地の空洞化、郊外の過疎化。社会基盤の老朽化への対応も急がれます。もちろん、大規模災害への懸念も忘れることはできません。
私たちは、これまでの経験と、進化をつづけるまちづくりの手法をふまえ、人々の生活の質の向上と、豊かな地域社会の実現に貢献していきます。

首都研ができること

1まちづくりの大切さを伝え、広める。

日々の暮らしの器である「まち」をつくり、守り、育てていく。 「まちづくり」は、人々の生活と地域社会の根幹に関わる、大切な取組みと私たちは考えます。
しかし、「まちづくり」の言葉は一般に広まったものの、多くの関心が寄せられているとは言えません。私たちは、まちづくりがすべての人々に関わる大切なものであることを伝え、広めていきます。

2まちづくりの多様なノウハウを共有し、実践する。

まちづくりの取り組みには、様々なノウハウがあります。これまで培ってきた蓄積に加え、所員一人ひとりが研鑽を重ねながら、これらノウハウを広く共有し、実践していきます。

3まちに関わる様々な主体の橋渡しを図る。

まちには、住民、商業者・事業者、そして行政といった、様々な立場の主体が関わっています。私たちはその間に立ち、それぞれの声を聞きながら橋渡しをするとともに、そのまちにとってベストの解を探っていきます。

首都研が大切にすること

  • 常にまちづくりの現場から発想する
  • 関係者が一堂に会し参加するまちづくりを進める
  • 地域固有の特性の発見と創造に努める
  • ハード、ソフト両面のまちづくりを大切にする

首都研は、例えばこんなことをしています

首都研から まちの人々へ 行政へ のイラスト
  • まちの問題を客観的に整理し、改善策を提案する
  • 多様な考えの共通点を見つけ、まちづくりの方向性をまとめる
  • 行政の考えを分かりやすく伝える
  • 都市計画等の専門的な見地から、計画づくりを支援する
  • 多様な住民参加手法を提案する
  • 様々な自治体との豊富な経験から、解決策を提案する